子育て中の女性が飲食店を経営するという覚悟
Source【山形 ヴィーガン料理のニコル食堂blog】
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こんにちは！
山形市で子連れママに人気のオーガニックカフェを経営している、
ワンオペ育児×現役カフェオーナー
きくちみさおです
↓開業してからのお話を載せてます↓
次男の妊娠がわかって、さらに家庭との両立を考えるようになりました。
冬には高校３年だったアルバイトの子たちも卒業・進学で退職が決まっていたので、イベント出店が落ち着いた頃に他のスタッフの雇用契約も終了させていただき、一人で再出発することを決めました。
次男が産まれて２ヶ月後、工房の一室をベビールームに改装し、カウンターをDIYし、たった４席のテーブル席を用意し、次男を連れてカフェ営業を始めました。
授乳タイムになると「CLOSE」の看板を出し、次男が寝るとまた「OPEN」に戻すの繰り返し。
寝返りがうてるようになると危ないので、起きてる間はキッチンにベビーカーを持ち込んでそばに置いたり、おんぶ紐でおんぶしながら仕込みをしたり。
家賃を払い続けなきゃいけなかったので無理して営業していましたが、ほんっとに大変でした。
絶対オススメしない働き方です笑
翌年の春になり次男を認可保育園に預けることが決まり、長男も小学校１年生に。
少しづつお店の臨時休業も減って軌道に乗せられるかな？なんて思ったのも束の間。
次男、肺炎で入院
本調子でいることが一年の間に数日しかない程体の弱い子だったんです。
保育園に預けてお店に行っても、午前中のうちに「お迎えコール」がかかってくることもザラでした。
ガソリン代もかかるし、お店が開けられなくて家賃ももったいない。
家族と相談して、自宅の敷地にコンテナハウスの工房を設置して営業を続けることを決めました。
今思えば、わたしが毎日バタバタしすぎて病院に連れて行くのが遅れたり、体調の変化に気づいてあげられなかったのが原因だったと思います。
子育て真っ只中の女性が一人で飲食店を経営するということは、相当の覚悟が必要です。
子育てに協力してくれる方が身近にいるから大丈夫。
ご主人の収入があるから家計は心配ない。
そういうことではないと、今は思います。
子供が成長して行く大切な時期に母親がバタバタしていると、子供ってものすごく不安を感じるんですよね。
よく、子供が幼稚園や保育園に入園して母親が働き始めた途端、熱を出したり体調を崩したりする子供がいるじゃないですか。
会社に勤めていた時もそういうパートさんたくさん見てきました。
初出勤の日に「子供が熱出しました」とか。
男性や、子供がいない方からすると「はあ！？仮病だろ！？」とか思ったりするんでしょうけど
実際わたしも独身時代はそう思っていたので（笑）
違います。
母親のストレスを感じ取っているのです。
フリーランスと言えども、業種が飲食店。
お店を開けたり開けなかったりすれば、お客様も離れます。
クライアントと１対１で、お客様に融通を利かせていただける業種であれば全然問題ないと思います。
クラフト作家さんとかデザイナーさんとかね
飲食店ってナマモノなので。
今、この時間を使って、このお店で食事をしたい。
そう思って来店してくださるのに、お店についてみたら「臨時休業」。
ガッカリされますよね。
どんなに小さなお店でも、お客様が1日に数人しかいらっしゃらないカフェでも、
絶対営業日には開けておくことです
子供が熱を出しても、学校行事の日でも、お店を開ける覚悟が必要なのです。
でもまさかワンオペ育児で、子供が熱出した時までお店を開けるようなことはさすがにできません（笑）
じゃあ次男を保育園に入れて、どんな仕事をしていたのか
次回はそんなお話をしようと思います
次回に続く
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食事と喫茶 ニコル食堂
山形市江俣4-3-13
平日11:00-19:30/土・祝日11:00-15:00
定休日/日曜日
023-666-8256
子連れママも安心の座敷あります◎
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