知られざる山形の聖地。
Source【山形グルメ探検隊】
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今日は「夏か!?」っていうぐらいの暑さだったけど、三密を避けて少し散策してきました♪
最近、山形ご当地ネタのジャンル記事が全然なかったので久しぶりにアップしてみますね(^^ゞ
出かけたのは、ここ。
この参道を貫いて走る線路でわかった人は素晴らしい。
山寺の千手院です(゚▽゚*)ニパッ♪
道路から参道を上っていくと、まもなくこの線路が目に飛び込んできます。
踏切もなしで線路を横切れる通りって、ここ以外にないんじゃないかしら。
普通は線路には立ち入っちゃいけないもんね。でもココだけは仕方ないってことか(^^;
でも僕が見たかったのはここじゃないの。
ここからもっと奥に進んで、軽く山道を登ったところ。
もっと言うなら、山道というよりは「修験道の道」。
千手院のお堂から山に入って歩くこと約10分。ついに僕の目指すものが見えてきた!
どうです、垂水遺跡。
千手院にあった案内図には「垂水霊境」という名称があったけど、まさにそんなスピリチュアルな雰囲気を感じさせるスポットだ(゚Д゚;)
近くまでは行かなかった(畏れ多くて行けなかった)けど、岩肌に建つ木造の鳥居が異世界との境界を示しているように感じるよ。
前後するけど、さっきの写真の場所に至る少し手前がここ。
参道というか、山道を登ってきて最初に目にする光景がこれです。
岩肌の蜂の巣状の穴はなぜできたのか、本当に不思議。これが独特の雰囲気を醸し出してるんだな。
岩の窪みというか、洞穴となっている場所には「古峰神社」と書かれた石碑が。
こちらは「ふるみね」ではなく「こぶはら」神社と呼ぶのだそう。それはわからなかった(^^;
しっかりお詣りしてきましたm(_ _)m
垂水遺跡(最初の写真の場所)からさらにちょっと進むと見えてくるのが「垂水不動尊」。
この岩の割れ目には浸透してきた水が滴り落ちていて、その上部(暗くなってるところ)には小さな不動明王が祀られている。不動明王って川とか湧き水のあるところに祀られてることが多いけど、やっぱり火をまとった神様だから水場でお祀りしてるのかな?
不動尊のすぐ右手には、山寺・立石寺を開いた円仁(慈覚大師)が寝泊まりして修行したという「円仁宿跡」がひっそりと。
案内によると、ここ垂水霊境では大正時代まで山伏が居住修行を行っていたそう。
昔から山寺では山伏が修行していたとは聞いてたけど、大正時代なんて近い時代まで、しかもここに住んで修行していただなんて思いもしなかった( ̄□ ̄;)!!
開基・円仁さんと同じようにここで寝泊まりしていたんだろうか。
山形市を代表する観光地、山寺。
まだまだ知られていないスポットがあるんだなぁ・・・
でもこの「霊境」は観光地というよりは、畏敬の念を持って訪れてほしい場所ですね。
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