白水阿弥陀堂
Source【心の癒し~神社・仏閣巡り~】
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菩提山 願成寺 阿弥陀堂
名称は白水阿弥陀堂の方が有名ですね。
こちらは2年半ぶりかな。
【所在地】福島県いわき市内郷白水町広畑219
【山号】菩提山
【宗派】真言宗智山派
【本尊】阿弥陀如来
【創建年】永暦元年(1160年)
【開基】徳姫(岩城則道の妻)
【札所1】磐城三十三観音霊場 第4番札所
【札所2】福島八十八ヶ所霊場 第70番札所
【概要(wikiより)】
白水阿弥陀堂は、平安時代末期の1160年(永暦元年)に、岩城則道(岩城氏の祖)の妻・徳姫(藤原清衡の娘)によって建立された。徳姫は、夫・則道の菩提を弔うために寺を建てて「願成寺」と名付け、その一角に阿弥陀堂を建立した。阿弥陀堂はその後、後鳥羽上皇により勅願寺とされた。江戸時代には、徳川将軍家より寺領10石を与えられるなど、歴代の為政者に保護され、現在に至っている。
阿弥陀堂は明治35年(1902年)7月、当時の古社寺保存法に基づき特別保護建造物に指定され、昭和27年(1952年)3月29日、文化財保護法に基づく国宝に指定されている。堂は近くに所在する願成寺の所有である。ただし、池を含む浄土庭園の大部分はいわき市の所有・管理になる。
阿弥陀堂は方三間(正面・側面とも柱が4本立ち、柱間が3間となる)の単層宝形造で屋根はとち葺。堂内は内陣の天井や長押、来迎壁(本尊背後の壁)などが絵画で荘厳されていたが、現在は一部に痕跡を残すのみである。内陣の須弥壇上には阿弥陀如来像を中心に、両脇侍の観音菩薩像と勢至菩薩像、ならびに二天像(持国天像、多聞天像)の5体の仏像が安置されている。
東北地方に現存する平安時代の建築は、岩手県平泉町の中尊寺金色堂、宮城県角田市の高蔵寺阿弥陀堂、当堂の3棟のみである。
阿弥陀堂は東・西・南の三方を池に囲まれ、正面に当たる南から中の島を経由して堂にいたる参拝道が設けられている。さらに北・東・西は山で囲まれており、阿弥陀堂を中心としたこれらの空間は平安時代末期に盛んだった浄土式庭園の様を成している。これらの構造は、徳姫が奥州藤原氏の娘であることも手伝って、毛越寺や無量光院といった平泉の寺院の構造に影響を受けている。「白水」という地名は、平泉の「泉」という文字を2つに分けたもので、岩城氏の本拠地であった平という地名の由来も平泉の「平」を取ったものだという説がある。
角田市の高蔵寺にはまだ行った事ないなぁ~。今度行ってみよう
ギリギリ紅葉🍁
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