西川町 大井沢温泉 湯ったり館
Source【メキシカンふらいやぁ】
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本日は西川町の大井沢温泉 湯ったり館へやってきました。
町中からかなり離れた山中にある公衆の温泉です。
普段は朝から夜まで営業していますが、冬季は短縮営業になっています。
確かに温泉周辺は積雪量も多いので、除雪などの準備も大変そうですね。
だいぶ暖かい日も増えてきましたが、まだまだ雪が山のようになっていました。
今日も天気が良くはなかったのですが、道の駅にしかわ辺りから本格的に雪模様。
やっぱり山中は悪い天気もひどくなる方向に行きますね。
温泉まで至る道も雪の壁が残っていました。
そんなわけで館内も空いている様子。
ひっそりと静かですが、石油ストーブの暖かさで一息つけました。
館内には時期的に雛人形が飾られています。
手作り感が良い感じですね。
利用料は券売機での支払いですが、温泉パスポート利用の場合は直接支払い。
休憩室はコロナ対策のため休止中のようです。
休憩室とは反対側にある浴室へ。
男女はそれぞれ山の名前がつけられているようです。
脱衣所は中央に棚が置いてあるレイアウト。
両側から使えるので着替えのスペースも広くなります。
温泉成分表と温泉表示も脱衣所に掲示。
なかなかに食塩成分が多いお湯を加水も無しで楽しめます。
源泉温度が高くないため加温と循環ろ過を使用していますが、湯口のお湯は新湯のようです。
また壁にはいろいろと興味深い情報が貼られていました。
源泉の名前の由来はたまに見ますが、入湯税の説明書きはあまり見ませんね。
情報公開がしっかりしています。
そして浴室へ。
窓の大きい解放感のある浴室です。
天井などには地元の木材が使われており、暖かな落ち着いた雰囲気ですね。
洗い場は数も多く、水圧や温度調整も問題ありません。
しっかり掃除されているようできれいです。
湯舟は扇形でまずまずの広さ。
以前に来たときは木造だったきがしますが、男女で造りが違ったんでしょうか。
手前の湯口から投入されたお湯が、窓側の排水溝に溢れていました。
湯舟の周囲にも排水スリットがあり、洗い場側に流れださないようになっています。
縁からあふれ出るのも雰囲気がありますが、転倒などの防止にはこっちのほうが安全ですね。
お湯は無色透明で無臭。
湯温は約43℃とちょっと高めですね。
湯口付近では微かに焦げっぽい匂いも感じました。
見た目の特徴は薄いものの、ヌルッとした肌触りがあります。
泉質名には出てきていないですが、炭酸水素成分が効いているようですね。
塩化物のおかげで体もポカポカです。
窓の外を見ると雪と強風で時々真っ白になっていました。
この悪天候のおかげか、ずっと独泉で温まれました。
とはいえ、最後は結局吹雪の中を突っ切って車に乗らなきゃいけないんですけどね。
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