定食屋仁亭のしょうが焼き定食(山形市)
Source【外食ログ@山形】
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1年5か月ぶりに馬見ヶ崎の「定食屋仁亭」で食べてきました。
しょうが焼き定食910円。ここは揚げ物メニューが主だけれども、こういうのもいいかなと思って。
想像していたとおり、いい感じ。豚肉とタマネギを生姜だれでジャーっとやっただけのものだけれども、人気の定食屋がつくった出来立てなのですごくおいしい。千切りキャベツと水分少なめのポテサラ付き。これにごはん、味噌汁、漬物と、スタンダードなラインナップです。
生姜風味の効いた炒め汁がたっぷりで、これを味わわないで残す手はない。となれば、やることはひとつ。途中からこのつゆをごはんのどんぶりに注ぎ込み、ひたひたにしてかっ込みました。んー……うまい! ある程度年齢を重ねると、肉そのものよりもこういうものがうまい。下品かもしれないけれども、誰かに迷惑をかけるわけじゃなし、金を払って食べている人間が満足できるのであれば、それでいいじゃないか。こうなるとしょっぱくてごはんが足りなくなるけれども、食べ過ぎになるとあとが苦しいので、ここでの追加は自重だ。
孤独のグルメでも主人公が独白していたが、炒め汁に浸ってくんなりとなった千切りキャベツという名もなき料理も実においしい。
これは大満足。
食後には塩辛さのため舌がどえりゃあひりつくけれども、こんなうみゃあもん食べさせてもりゃあて文句言っとったらかんわ、んなこたぁ店の冷めたゃあ水をたんまり飲ませてもらわゃあそれでええがね、たわけらしいこと言わんといてちょ――ってトコでしょう。
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