山形市 蔵王温泉 川原湯共同浴場
Source【メキシカンふらいやぁ】
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本日は蔵王温泉の川原湯共同浴場へやってきました。
平日ですがロープウェーの駐車場は車で一杯。
通りも関東圏から近隣の東北まで、県内外の車が走っていました。
山頂が紅葉する季節になり、緊急事態制限も解除になったからでしょうか。
温泉街も日中は比較的ひっそりしていますが、本番は宿泊客が戻ってくる夜でしょうか。
週末はさらに賑わいそうですね。
よく隣のかわらやには来ますが、川原湯共同浴場は久しぶり。
かわらやさん、木曜は定休日でしたね。
他の旅館も配管の湯の華掃除などで日帰り不可とは予想外でした。
共同浴場は基本無人なので、ポストのような集金箱にお金を入れて入ります。
早朝から深夜までは入れますが、時間外は自動でロックがかかるため注意。
密防止のため入場制限中。
とはいえ共同浴場は狭いので、5人でも結構な混雑に感じそうです。
脱衣所は狭く、脱衣棚と体重計だけしかありません。
トイレも無いので済ませてから入りましょう。
壁には温泉成分表。
一方は昭和63年、一方は令和3年と30年以上の差があります。
意外と紙は硫化水素にも強いのかな?
比べてみるとだいぶ濃度は下がっているんですね。
歴史ある温泉地だけに、こういう変遷が見れるのは興味深い。
湯舟は長方形型で、4~5人程度は一緒に入れそうな広さ。
無色透明で硫黄の香りが漂う新鮮な極上湯です。
湯の華は殆ど沈んでいません。
底から湧き出る、というよりすのこ風呂がすっぽりお湯に浸かっている感覚。
奥側が少し低くなっており、そこからオーバーフローして外に排水されています。
湯温は場所によって違いますが、約42~44℃と記憶よりも低めでした。
前回来たときはかなり高温で湯の華もたっぷり出ていたような。
手前のパイプからの水が多めに投入されているのでしょうか。
まぁ、ゆったり浸かるには丁度いい湯加減ですのでOK。
暫くするとモップやほうきを持ったおばちゃんが登場。
ちょうど掃除の時間だったようです。
こういった管理がしっかりなされているので、私たちも気持ちよく入浴できるんですね。
基本的に共同浴場は洗髪禁止だそうで、石鹸と頭髪が排水路にこびり付き大変なんだとか。
もしかしてそういった方々は温泉で濯いでいるんでしょうか。
洗髪しても強酸性と硫黄臭で逆に大変なことになりそうな。
湯上りに表の掲示を見ているとこんなものが。
人間だけじゃなく馬も蔵王の湯を浴びていたんですね。
ということは裏のこれが馬の湯舟?
今までただの湯だまりだと思っていましたよ。
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