黙祷
Source【山形グルメ探検隊】
————————————-
3月11日。
今日は東北の人間にとって特別な日。
あの日、人生で今までにないくらい家族の無事を願った。
家族の大切さ、人との絆を強く感じた。
今までに感じたことがないほどの強い揺れ。
街の明かりがすべて消え、街なかの信号さえもほとんど消えた。
みんな、生まれて初めての経験に戸惑って、不安で仕方なかった。
避難所ではみんなが助け合って、励ましあった。
そして11年目の今日、あの震災で亡くなった方々にまた黙祷をささげた。
幸いなことに、山形の僕のまわりでは亡くなった方はいなかったけど、すぐお隣の県ではたくさんの方が亡くなって、災害は他人ごとではないと実感した。
災害・・・ 自然の力の前では、人間なんてとても小さい存在だ。
でも備えることはできる。身を守る対策も取れる。できることはある。
そう思うと、いまウクライナで起きていることは何なのか。
震災と同じように、多くの人が亡くなった。多くの人が涙を流している。
でも、これってあの日と同じなのか。失われた尊い命は、守れなかったのか。
親とはぐれて、ひとり泣きながら道をさまよう子ども。
これは災害なのか。
この子はなぜこんな目に遭わなくちゃいけないのか。
この子の涙は、運命として避けられないものだったのか。
戦争なんて、この世にあってはならない。
震災から11年目の今日、ニュースを見ながらこれまでとは違う思いを抱いた。
————————————-
もとのWEBサイトでこの記事を読む→黙祷