コロナが僕にやって来た！ 自宅療養記 【Day 7～10】
Source【山形グルメ探検隊】
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コロナの自宅療養記も7日目まで来ました。
ここまでくると、体調もすっかり通常に近いところまで戻り、あとはもうだらだらと療養期間を過ごすだけのような感じになるので、一気に最後まで行っちゃいますよ。
【Day 7】
朝から何やら近所が騒がしい。救急車のサイレンで目が覚めた。
自分が出ていければいいのだけれど、自宅療養期間中はなんとも歯がゆい感じだ。奥さんに任せて、僕はLINEで後方支援に回る。ほどなく、それも落ち着き食事の時間。
いよいよ今日で抗生物質も飲み終わるな。ようやくゴールが見えてきた。長かったな～。
しかし抗生物質は飲み終わるけど、肝心の喉の痛みはなくなっていない。今日で症状がなくなってくれないと、明日から3日の経過観察を経て11日目での職場復帰という計画が叶わなくなってしまう。
あと少しなんだけど、なかなかこの喉の痛みってやつは厄介だ。
体温は36.8℃。喉の痛み以外はすこぶる元気。今から察するに、元気になってからの3日間は相当に退屈しそうだな。
そんなことを考えながら、なんとなく仕事をしてみる。コロナになってある程度テレワーク対応の導入がなされたのだけれど、それがこんなときに恩恵を与えてくれるとは。
メールで連絡をもらい、急ぎのものは電話で連絡。
でもやっぱり話していると喉がまだ完全じゃないから話していてもちと辛いな･･･
しかし、今日で大きく変わったことがある。妻と子供は晴れて自宅での経過観察期間が明けたのだ。もう無罪放免。高校生の子供は、もう待ちきれないとばかりに部活のための個人トレーニングに出かけて行った。これまで練習できなかったのは悔しかっただろうな。学校からもらった抗原検査キットでは陰性だったけど、1個だけだったから2度目の検査ができず、結局5日間閉じ込めておくしかなかったんだよね。こんなところでも迷惑かけてたな。
今日も夕方からのひとり時間はPrime Videoにお付き合いいただく。映画を2本見て、あとはテレ東さんの「孤独のグルメ」を一気見する。
いや、自宅療養期間をおとなしく過ごすためには「孤独のグルメ」とインスタは危険だな。
これを見てたらいろいろ食べたいものが頭に浮かんでメチャクチャストレスになった(^^;
スカッとする洋画モノで抑えておくべきだった。
そんなことを思いながらおとなしく就寝。明日はのどの痛みが消えてますように･･･
【Day 8】
妻からの電話で目が覚めた。「ご飯持ってくけど、寝てたの?」
寝てました。気持ちよく。
昨日の夜、エアコンを止めて窓を開け、意外と気持ちよくてそのまま寝てしまったのだが、きっと絶妙な気温だったんだな。久々にぐっすり寝た感じだ。
そんなわけで、起き抜けの朝食はちと重い。食べ終わって、お楽しみのコーヒー。
お酒は我慢できても、コーヒーはやっぱり耐えられんな。
タバコがやめられない人の気持ちってこんな感じなんだろうか。
体温、36.6℃。よし、もう問題ない。だがしかし。喉はやはり痛い。全体ではなく、具体的に言うと扁桃腺の右側あたりが局所的に痛い。鼻から入った空気がちょうど喉に当たる部分、といった感じか。
これってコロナの影響なのか、もしくはエアコンによる乾燥、あるいは昨日窓を開けたまま寝てしまったせいということはないのか?
でもそんなことはわからないので、自宅療養は11日目突入決定だな。くそぅ。
まあ仕方ない、家でできることをしよう。会社の仕事というより、きのう奥さんを通じて町内会の相談ごとがあったから、今日は解決に向けた回覧文書を作ってみよう。ふぅ。
本日の昼食は、久しぶりにお蕎麦。
いただいていた乾麺があったのを備蓄用に回していたのだが、それを食べることに。
いや、いつも一味はかけてるけど･･･ 容赦ないな。
まだ喉痛いっていうか･･･ まぁ美味しくいただきました(´艸｀*)
【Day 9】
体温36.4℃。おお、いいじゃないか。喉の痛みもだいぶ改善されている。
まぁ乾燥気味な部屋で鼻が詰まっていたらいつだってこんな感じにはなるだろう、って感じの症状だ。これで自宅療養が延びるっていうなら、僕の場合は相当に延びそうだな。
これは保健所からの電話が来たときに聞いてみなくては。
というより、自分でも気になってちょっと調べてみた。
山形市のHPによると、自宅療養の期間は「発症日を0日として10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過するまで」とある。保健所からの電話では○日まで、という期日と、その間に熱が下がって3日たっていること、としか言われなかったので、このとらえ方がよくわからない。
ほかのネット情報も調べてみる。
・終了の目安は、発症日（症状のない方は検体採取日）から10日間経過していることと、症状が治まってから72時間経過していることの両方を満たす場合です。（山形県HP）
・症状軽快とは、熱が37.4℃以下になり、呼吸器症状（咳、咽頭痛、鼻水等）の軽快を指します。（尼崎市HP）
・症状軽快とは、解熱剤を使用せずに解熱し、かつ、呼吸器症状が改善傾向にあることをいいます。（岡山市HP）
・発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快（解熱剤を使用せずに解熱し、呼吸器症状が改善傾向）後72時間経過した場合（埼玉県HP）
これらを見ると、完全に喉の痛みや違和感がなくなるまで自宅待機が続くわけではないのかな？
なんとなく大丈夫そうだな。うん。
そんな安心感もあって、夜はついつい気が緩み･･･
赤ワインを紙コップで持ってきてもらったψ(｀∇´)ψ
いや、わかってます。療養期間は飲んじゃいけないんですよね。わかってます。
だから誰にもナイショ。秘密ですよ 笑
【Day 10】
いよいよ本日が自宅療養期間の最終日だ。朝、奥さんからの電話で起こされる。
「ごはん置いたからね。」もうそんな時間か！ 起き抜けの朝食はちょっとキツイ･･･
でも寝坊した自分が悪いと言えばそうなんだろう。仕方ない。
目をこすりながらカーテンと窓を開け、ドアの向こうに置いてある朝食を取り入れる。
さて、食べますか･･･
食後に体温を計ってみる。体温36.6℃。バッチリじゃん♪
保健所さん、いつでも電話してもらっていいっすよ。どんとこい！ って感じっす。
喉の痛みも気づけば完治してますね。もう何ともない。
そんな状況なんで、今日はテレワーク環境を使ってできる限り仕事をしてみようと思う。メールに電話、ネット環境をフル活用ですが、デスクがなくてベッドの上でやらなくちゃいけないってところが甚だ不便。寝室にもテーブルとイスを用意しておくんだった･･･
今日は奥さんと子供は所用のため出かけて行った。昼も外で済ませてくるというので、僕のためにいろいろ置いていってくれた。
昼食は本日もカップラーメン。それにおやつとコーヒー。このドリップバッグもいただき物だけど、まさかこんな時に役に立ってくれるとは。ありがたくいただきますね♪
とか言ってる間に、保健所から電話があった。
「具合はいかがですか?」
「熱はもう下がってるんですね。」
「症状も特にないですね。」
「では、最終的には保健所長に報告の上で判断していただきますが、17時までに何も連絡がなければ今日で自宅療養は終了していただいて結構です。」
なんとスムーズな事務連絡だ。
「あの、ちょっと確認したいんですが、熱はもう3日以上前から平熱に戻ってるんですけど、喉の痛みは2日前まで多少あったんです。それと、不意に咳が出ることもないわけじゃないんですが、それは大丈夫でしょうか。」
と聞くと、「基本的に熱がすでに下がっていて、10日経っていればそこは心配いただかなくても大丈夫です。」とのこと。
やっぱりそうか。よし！ これで心配なく明日からシャバに戻れるぜψ(｀∇´)ψ
すっかり安心して、あとはまた軽く仕事もしつつ、疲れたらネットのニュースを見てみたりと、自宅療養期間の最終日を余すところなく満喫する。
こんなグダグダした夏休みは普通ならあり得ない過ごし方だもんな。なんて贅沢。
とはいえ職場には大変な迷惑をかけてしまったから、明日は何かお菓子でも持っていこう。
何がいいかな。お盆休みの人もいるし、日持ちのするものだな。どこで買うといいかな。
僕の自宅療養期間最終日は、お菓子屋さんの検索で終了しました(^^;
今の山形県は感染状況が過去最大規模で推移してるけど、僕が今回感じたのはもはや誰にでも感染の可能性があり、感染らないことだけでなくまわりの人に感染さない意識が大事だということ。
これからいろいろと仕組みも変わってくるかもしれませんが、感染予防の対策は抜かりなく続けていくことが必要ですね。
さて。僕はこれから、自分のかけている入院保険が、コロナの自宅療養で適用になるかどうかを調べてみたいと思います！
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