宮城県白石市 不忘の湯
Source【メキシカンふらいやぁ】
————————————-
キツネ村観光ですっかり冷えた体を温めに、不忘の湯へ立ち寄りました。
遠刈田温泉方面へ向かう途中にある日帰り温泉施設です。
どうやら別荘分譲地を管理する団体が営業しているようです。
とはいえ実際に運営しているのは地元のご夫婦のようで、気兼ねなく利用できます。
週末のお昼前で、先客も少ないようでした。
駐車場に着くと別棟の方から女将さんが出て迎えてくれます。
寒いなかでもだいぶ丁寧な対応をして頂きました。
こっちが管理棟のようで、足湯と休憩所も併設されているようです。
温泉玉子も販売していてイチ押しだそうです。
料金を支払い、消毒済みの脱衣かごを受け取って浴場へ。
温泉棟の脇を抜けた先に脱衣所がありました。
入り口には温泉成分表が掲示。
申請者が茨木中央陸運事業協同組合だそうで、別荘分譲の不動産屋管理という訳でも無いのかな?
それにしても高温でなかなか濃いお湯のようです。
硫酸イオンと塩素イオンがメインのようで、ナトリウムイオンの量の記載は無いですが、恐らく結構多そう。
二酸化炭素ガスも多い温まりの湯ですね。
肌に効く炭酸水素イオンも豊富です。
脱衣所へは靴を脱いで入室。
棚だけのシンプルな造りで結構狭い。
同時に2人くらいなら大丈夫かな。
浴室への入り口には注意書き。
タオルなどは分かりますがペットの入浴?
たぶんやった人がいるから書かれているんでしょうね。
浴室は半露天で、石灯籠やタヌキの信楽焼きが鎮座しています。
シャワーはありますが、どうやら水道水オンリーのよう。
しかも途中で凍結しているのか、今日は蛇口をひねっても出てきませんでした。
そんなわけでしっかりかけ湯をして入浴しましょう。
湯舟はワイルドな岩風呂で、温泉の成分で茶褐色に染まっています。
湯量は豊富なようで、排水溝以外に縁からもあふれ出ていました。
源泉かけ流しで茶褐色の濃い濁り湯で金気臭も漂っています。
お湯はさらっとしていますが、肌触りは何となく粘土感がありますね。
湯温は42℃ほどですが、半露天なので体感はぬるめでした。
湯舟に浸かって外を眺めると、恐らく周囲は日本庭園のようになっているようです。
とっぷり浸かって雪見風呂も良いものですね。
そんな感じでお湯を楽しんでいると奥からご主人登場。
お湯加減が丁度良いか確認しに来てくれたようです。
せっかくなので湯温を上げるため源泉投入量を増やしてもらいました。
お話を聞いていると、なかなかお湯にこだわりがあるようですね。
いいお湯になるようしっかり管理されているようで好印象です。
帰る頃にはちょうどお昼近く。
この頃からお客さんで賑わってくるようです。
広くきれいな施設ではありませんが、温泉好きが立ち寄って損は無い場所でした。
————————————-
もとのWEBサイトでこの記事を読む→宮城県白石市 不忘の湯