出羽國総鎮守~山寺日枝神社~
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やまでらひえじんじゃ
山寺日枝神社
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由緒(山寺日枝神社HPより)
奇岩佳勝、史跡名所地として知られる山寺の日枝神社は貞観2年(860年)、後に天台宗の第三座主となる慈覚大師円仁(じかくたいしえんにん)が宝珠山を開基する際に、比叡山延暦寺に倣って山寺一山の守護神として近江国坂本の日吉大社(ひえたいしゃ)より御分霊を勧請し祀ったのが始まりです。
神社は当初より山王権現、またの名を大宮大権現と称され二ノ宮、三ノ宮、客人権現、更には山王二十一社の規模が整えられ、天台宗派の手により、山王神道の神仏習合における東北地方の一大根拠地となりました。
しかし、大永元年(1521年)には、山形城主である最上家の家督親族争いの巻き添えに伴い、天童城主「天童頼長」等の一軍により山寺一山はことごとく焼き討ちされ、当社も廃儘と帰したが、天文二年(1534年)には、一山の守護神として、当社を先ず再建せらるに至りました。
明治3年、政治の神仏分離令により、立石寺とは切り離し山寺村の守護神として日枝神社と社名を改め村社の社格を有することとなり、ここに1000年に及ぶ立石寺の当社への別当は終止符を打つ事となりました。
【所在地】
山形県山形市大字山寺4449-4
【御祭神】
大山昨命✨
大己貴命✨
伊邪那岐命✨
伊邪那美命✨
国常立命✨
【創建】
貞観2年(860年)
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