南陽市 赤湯温泉 湯宿 升形屋
Source【メキシカンふらいやぁ】
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南陽市の赤湯温泉にある湯宿 升形屋へやってきました。
日帰り入浴の開始に合わせて15時頃に到着。
土曜日ということもあり、宿泊客のチェックインにも被っていたようです。
旅館ですとチェックアウトからチェックインの時間帯に日帰り客を受け入れているところが多いようですが、チェックインの時間帯から受け入れというのも珍しい気がします。
しかも平日だけでなく土日祝も日帰り客を受け入れているとは。
おかげでフロントにはスタッフがいたため受付も待たずに済みました。
浴場は1階にあり、隣には庭園もありました。
廊下に囲まれているので、さすがに浴室からは見えないかな。
脱衣所は十分に広く、掃除もしっかりとなされているようです。
よほど混雑でもしない限りは快適です。
ただ電気ヒーターはありましたが人感式のため誰もいないと寒いですね。
あと廊下との間に扉がなく、風通しがいいのもあるかも。
温泉成分表は廊下に、温泉表示は脱衣所に掲示してあります。
源泉掛け流しの贅沢なお湯使い。
確か赤湯温泉も源泉を集中管理していた気がします。
それで掛け流しが出来ているんですから湯量も豊富なんでしょうね。
扉を抜けて浴室へ。
洗い場は3ヵ所あり水温、水圧ともに問題無し。
ただお隣と一緒に使うと一時的に弱くなるようです。
扇状の浴槽は十分な広さがあります。
やはりお湯使いには自信があるようで、壁にはこんな掲示も。
お湯は無色透明であまり香りは感じません。
ヌルヌル感も無く、特徴が控えめな万人向けのお湯ですね。
ただ湯温は44℃と熱め。
フロントの方も「熱かったらかき混ぜてください」と言っていました。
そんなわけでこちらの出番。
よくかき混ぜてみましたが湯温は変わらず。
ですが沈んでいた湯の華が舞い上がり温泉っぽい雰囲気に。
白く細かいひも状の湯の華が硫黄泉っぽい。
湯口にも源泉掛け流しの表記が。
こちらのお湯を汲むと新鮮なためか玉子臭がよく分かります。
オーバーフローが見当たりませんでしたが、よく見るとこんな仕掛けが。
浴槽の底に開いた穴からサイホン現象でお湯が溢れ出ています。
表面からのオーバーフローでは排出できない、底に溜まった汚れも除去できる仕組み。
確か温泉ソムリエ家元の遠間旅館でも同じような仕組みを使っていると聞いたことがあります。
源泉掛け流しと衛生面を両立するための努力に感服です。
湯あがりにフロントで一服。
壁には著名人の色紙が並んでいました。
いつか日帰りではなく宿泊もしてみたいですね。
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