山形市にフレンチの名店あり♪ 《パ・マル》
Source【山形グルメ探検隊】
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2017年10月末、天童から七日町に移転されてきたPas Malさん。
そのうち行ってみたいなぁ~と思ってたんだけど、移転を機にビストロからレストランに変わって、お値段もよくなっちゃったこともあってなかなか足を踏み出せずにいたんだよね(^^;
でも昨日のお昼、僕の背中を押してくれるきっかけがあって、ついにお邪魔してきました♪
今回お願いしたのは、ランチのコースで一番お安い「Menu Petit(ムニュ・プティ)」、2500円のコースです(^^;
その内容は、ホームページを拝見したところ、アミューズ・前菜・スープ・お魚料理またはお肉料理・デザート・カフェ・小菓子、というもの。うん、これで十分じゃないかしら( ̄▽ ̄;)
ということで、1階はカウンターのみとなっているので、今回僕はテーブル席がある2階へと上がり、ひとりすみっこの席でいただいてきました♪
お店の方が料理を運んできてくれるたびに料理の説明をしてくれたんだけど、もともと詳しくない僕は一日たったらほぼ失念(-_-;)
昔はある程度覚えていられたんだけど、もはや食事の際にもペンと手帳が必要かも・・・
そんな理由で、今回は写真メインでお届けします!
こちら、1品目のアミューズ。
もう、最初から見た目のインパクトが強いよね。これから始まるコース料理の幕開けに相応しく、一気にテンション上がっちゃうよ。やっぱり最初の印象って大きいよね!
奥にあるのが豚肉のリエット、って言われた気がする(^^;
外側はタルト生地みたいなものでそれに豚肉が詰めてあるんだけど、これはそのまま手でつまんでパクッといただいていいんだそうです♪
手前のスプーンにのってるのは海老のタルタル。プリプリとした食感が対照的だね。
続いて2品目。前菜です。
ご覧のとおりのウニ。下にあるのはニンジンのムースというかそんなヤツで、コンソメスープのジュレの海に浮かんでというか浸っております。
ウニはともかく、このコンソメがすっごく爽やかな味つけになってることもあって、ニンジンなんかは言われなかったらとてもニンジンだなんて気づかないよ。これは驚きの一品。
驚いたといえば・・・
午後からも仕事だというのにw(≧∀≦)w
・・・というのは冗談で、実は僕もビックリしたんだけどお店の方から「ノンアルですから♪」と、試飲させていただいたのでした(^^;
ワインを絞った後、アルコール分を除去したものなんだそうです。
見た目はまんま赤ワインだよね! 飲めないときにもコレ頼んだらうまく凌げそう( ´艸`)
3品目のスープ。
フランスのスペインに近い、なんとかって地方都市で食べられている、なんとかってスープ。
ダメだ、思い出せないわ・・・
それにしても、ヨーロッパって豆が入る料理が多いのかな。
そして4品目、お魚料理又はお肉料理。昨日はお肉料理でしたね♪
このハンバーグ的なお肉、なんと県内で罠で捕獲されたイノシシのお肉なんだってw(゚o゚)w!!
しかもつなぎは何も入れてない、イノシシ100%のハンバーグ。
ジビエって前から興味があったんだけど、このイノシシは「野性味のある味なのかな?」なんて思ってた自分の予想とは全く対極にある感じ。
すごく繊細というか、クセなんて全然なくて本当に美味しかったです(゚▽゚*)ニパッ♪
銃で仕留めたイノシシだと血のにおいが残っちゃうんだけど、こうして罠で捕獲したイノシシはそういうクセが出ないんだって。
イノシシって、東北では福島の原発事故以降敬遠される向きが強かったけど、このお肉は捕獲したイノシシを猟師さん自らが自分の施設で解体処理して、しっかり検査も受けて、こうして飲食店に流通させているんだそう。
最近は山形市内でもイノシシの被害が急激に増えてきて「有害鳥獣」になってるけど、こんなに美味しいお肉だったら(ちゃんと安全性のチェックもしたうえで)どんどん捕獲して食べちゃえばいいのに!って思っちゃったよψ(`∇´)ψ
いろいろ考えているうちに、もう5品目のデザート。
昨日はクリームチーズにゆずのソースをかけたものでした♪
クリームチーズも僕にとってはちょっとハードルが高くって、お店によってはたまに好みに合わないことがあるんだけど、これはゆずの風味が爽やかですっごく美味しかった!
美味しすぎてついついイッキ食いしちゃったよ(^^ゞ
とうとうラスト。6品目はカフェ・小菓子。
紅茶かコーヒー、どちらがいいか聞かれたんだけど、僕はもちろんコーヒーで( ´艸`)
さっきデザート食べたのに、またピスタチオのカヌレみたいな小菓子がついてきました♪
もう、大満足w(≧∀≦)w
お値段がちょっと高いから今まで来れなかったけど、これは高くても「お値段以上」だ!!
いろいろ話を聞かせてもらったけど、今回のイノシシみたいにいつ来てもらってもだいたい何かしらのジビエは用意してあるとのこと。イノシシが本当に軽い味わいで美味しかったから、今度はまた別のジビエもいただいてみたくなったよ♪
夜も、2階ではコース料理を提供するそうだけど、1階のカウンターはアラカルトでシェフと話をしながら1、2品ぐらいを頼んで、軽くワインを飲んで帰る、なんて使い方もオッケーらしい。
これはぜひあらためて来てみたくなったよ♪
パ・マルさんは以前から地産地消に取り組んだり山形の食文化を発信したりしてくれてたけど、今のお店になってそうした活動にもまた力を入れてるみたい。
シェフのハイレベルな料理を通した発信力に、期待大ですψ(`∇´)ψ
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