つくもの天ぷらと板そば(山形市)
Source【外食ログ@山形】
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成沢西の「つくも」を初訪問。
ランチの天ぷらと板そば1,800円。
揚げ立ての天ぷらを1点ずつ供する店で、蕎麦懐石風。しかし、がさつな当方にはしっくりこなかったかなぁ。
天ぷらの薬味だけで4種類ぐらいあり、揚げ立ての天ぷらが5品食べられるのはいいのだけれども、いちいちネタが極小なのがしゃらくさい。例えれば、フグの薄造りを1枚ずつ出されてありがたく食べているような感じ。箸で3~4枚まとめて食べたいから皿で出してよ。その感覚ですよ。
揚がった天ぷらにはそれぞれ何々をつけて食べるのがいいとアドバイスされるのも、どちらかというとうざい。面倒だから全部天つゆでいいんじゃないの。
310gだという板の蕎麦は、味・量は普通レベルで価格ほどのことはなく、つゆはあっさりめで出汁の深みがイマイチと感じたし、蕎麦屋ならば葉山葵ではなく本山葵をたっぷり供するべきデアル。漬物はタクアンかきゅうりだろう。
……と、あまり食べ慣れない形で蕎麦を供されて、途方に暮れたヒトがここに一人。
本来蕎麦というものは、出されたものをささっと手繰って、はい、ごちってなものではないのか。それなのに蕎麦ごときを妙にうやうやしくいじくりまわして、デザートまで付けるとは。蕎麦の締めは蕎麦湯と昔から決まっているんでいっ!
そうそう、その蕎麦湯。文句ばかり言っているけど、蕎麦湯は濃くて熱くて、おいしかったです。
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