山形地元情報ポータルサイト

西川町　海味温泉 うなぎの湯（西川町老人福祉センター内）
Source【メキシカンふらいやぁ】
————————————-
西川町にある海味(かいしゅう)温泉 うなぎの湯へやってきました。

　
こちらは西川町の老人福祉センター内にある温泉です。
国道112号線から離れた静かな住宅街。
連休中ですが朝から気温も上がっているためか、他にお客さんもいない様子です。

館内は公民館といった感じ。

各種イベントや趣味の教室の案内が掲示されています。

料金は入ってすぐの受付で支払い。

一人200円と格安で利用できます。
もちろん町民や高齢者以外でも変わりません。

更に休憩室利用付きの1日利用でも300円。
時間が夕方までとちょっと短くなりますが、何回でも入浴できます。

その代わり石鹸類の用意は無いようです。
現地購入はさすがに割高なので持参するのがよさそうです。

浴室は受付の脇を抜けた先にあります。

ドアに貼られているのは交通安全の標語。
温泉っぽさ皆無です。

入口の向かいには貴重品入れもありました。

脱衣所はきれいに掃除されていて快適に利用できます。

　
脱衣棚は一部鍵付きのロッカーになっています。
少し寒いくらい冷房が効いていて、空間除菌機も置いてありました。
感染防止のため脱衣所のドライヤーは休止中。
ただ受付のほうで借りることは出来るようです。

続いて浴室へ。
シンプルできれいな浴室はなかなかの広さ。
入室すると消毒のものか、少し塩素臭を感じました。

洗い場の数も十分で、水圧や温度調整も問題無しです。

反対側には長方形の湯舟。

10人くらいならゆったりと利用できそうです。
窓側に吐出口、反対側の底に吸入口があり、ここで加温循環ろ過をしているようです。
また窓側の縁が手前側より低くなっており、お湯が洗い場へ流れないようになっています。
ヌルっとする泉質なので、お客さんが滑って転倒しないようにしているのかも。

お湯はうっすらと黄色く濁っているように見えます。
「うなぎ」ほどではありませんが、しっとりスベスベした肌触りですね。
湯温は約41℃と低めで、ゆっくりと浸かっていられました。

湯舟のお湯はほぼ無臭ですが、湯口のお湯はふわっと硫黄臭がしました。
約23℃なので、お湯というより水の温度ですね。

桶にとってみると透明な黄色をしています。
もしかしたら常時源泉をそのまま加えているのでしょうか。
意外と鮮度も良いいのかもしれません。

弱アルカリ性で炭酸水素やメタケイ酸も含まれている美肌のお湯。
公営施設の温泉ですが意外に侮れませんね。
山形では貴重な比較的ぬるめ設定の温泉ですし、夏の紫外線で傷んだ体にもいいですね。