山形市 蔵王温泉 堺屋 森のホテル ヴァルトベルク
Source【メキシカンふらいやぁ】
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本日は蔵王温泉にある森のホテル ヴァルトベルクへやってきました。
温泉街でも高台にある、洋風リゾート施設といった雰囲気のホテルです。
最近何度か寄ってはいたのですが、どうも休業日にぶつかってしまって利用できず。
そんなわけで久々の来訪となりました。
連休でもなくシーズンオフに近い蔵王温泉ですが意外に温泉街は県内外のお客さんで賑わっていました。
各日帰り温泉施設も賑わっているようですが、ホテルや旅館の日中の日帰り入浴は空いていることが多い印象。
ヴァルトベルクもまだ宿泊客もおらず静かに利用できました。
日帰り利用は一人1000円で、温泉パスポートを利用でドリンクサービスです。
以前は湯めぐりこけしなんてものがあってお得に利用できましたが、今もまだあるんでしょうか。
旅館の浴場は奥にあります。
館内は西洋風の造りですが、所々に年代物の品物が置いてありました。
今は廃業した堺屋旅館にあった物のようですね。
浴場の手前には貸切風呂。
別料金で日帰り客でも利用できるそうです。
賑わうウィンターシーズンではゆっくり使えて良いかも。
そして旅館の浴場へ到着。
貴重品入れに自販機、冷水機まで揃っています。
脱衣所は広くきれいで快適に利用できます。
混雑防止のため脱衣棚の数は制限中の様子。
壁には温泉表示と成分表。
すぐ近くの故郷と同じ源泉ですね。
強酸性でメタケイ酸も多い殺菌効果の高いお湯です。
何気に二酸化炭素が多い温まりのお湯なので、ウィンターシーズンにもピッタリです。
何故か洗面台の後ろにも成分表あり。
日付は違いますが内容は同じ様です。
まずは内湯へ。
洗い場は数も多く、水圧や温度調整も問題ありません。
ただ硫化水素のせいか、鏡はすっかり曇ってほぼ使えません。
そしてすっかり黒くなった水栓。
下手に触ると逆に汚れてしまいます。
内湯の湯舟は広々としています。
窓際にあり明るさも十分。
蔵王らしい硫黄の香りも漂っています。
湯口から投入されたお湯が縁からあふれ出しています。
お湯が新鮮なのか、まだ濁っておらず無色透明で湯の華も見当たりません。
高温なことが多い蔵王温泉ですが、湯温は42℃弱と意外に低くなっています。
じっくり浸かるには丁度いい塩梅で快適です。
続いて露天風呂へ。
しばらく来ない間にリニューアルしていたようです。
岩造りの庭園風になり、寝湯も増えていました。
露天風呂も岩風呂風になっています。
こちらは40℃ちょっとと、内湯よりも低温です。
そして3人分利用できる寝湯。
露天風呂のお湯が注がれているため、約38℃と更に低温。
うっかり寝て長湯してしまっても負担は少なそうです。
この時期は新緑の木々に囲まれて実にいい雰囲気ですね。
湯温も低いためじっくりと浸かってリラックス出来そうです。
ただ気温も暖かくなってきたからか、結構な来客が浮かんでいました。
虫取り用のザルも置いてありましたが目が粗く取りきれません。
山の露天風呂は特に仕方ないですね。
まだ蜂やらアブやら、実害のあるのがいないだけでもマシと考えましょうか。
気になる人はもっと涼しい時期を狙った方が良さそうです。
最後に少し離れた野天風呂へ。
こちらは冬季は閉鎖されますが、オープン期間中は日帰り客でも利用できます。
ホテルの駐車場から少し下った場所が入口。
そこまで離れてはいませんが、ちょっとした山道を歩く散策気分です。
程なく木々に囲まれた川沿いの野天風呂があります。
囲いはありますが、男湯の方は見えちゃってますね。
近くにはホテルの源泉もありました。
脱衣所は簡素な棚のみ。
籠が必要な人はホテルの入り口から持ってきます。
一応、成分表もぶら下がっていました。
ちょっと古いですが、内湯のものと比べても成分はあまり変わっていないようです。
そしてこちらが野天風呂。
ワイルドな石風呂で結構広々としています。
青白く濁ったお湯で、注がれたお湯は手前からサワサワと溢れていました。
湯温も約41℃と快適です。
屋根はありませんが木陰になっていて日差しも和らいでいます。
ホテルの方の話では、シャワーなどが無いため野天風呂→内湯の順番がお勧めだそうです。
今回は日帰りで忙しく回りましたが、今度は泊まりでゆっくり楽しんでみたいですね。
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