そば処弁天の手打そば(山辺町)
Source【外食ログ@山形】
————————————-
つれあいからここがいいんじゃないと教えてもらって、通称狐越街道を県民の森よりもさらに先へと進んで、山辺町畑谷にある「そば処弁天」を初訪問しました。
開店の11時を過ぎたばかりというのに、山間の静かな集落にあるこの店だけはすでに待ちリストに署名が必要なほどに混雑していて、ちょっとびっくりです。
手打そば(大)+天ぷら、1,100+200円。
満席からの注文なので、しばらく待ってようやく登場。
蕎麦がうまい。「作谷沢そば生産組合」という農事組合法人がやっている店なので、そばの栽培から製粉までを自前でやっているようです。さらに、蕎麦に載っているワサビも、湧水を利用した地元産を用い、なかなか凝っています。「大」であればボリュームもオッケー。
天ぷらだって、これで200円なら御の字。そこらへんに生えている「ひょう」、巨大なししとう、薄切りのサツマイモ、小ぶりのかき揚げです。
この価格で楽しめるものとしてはとても上出来で、わざわざ遠くから駆け付けてくる客が多いのも肯けます。
集落のおばちゃんたちのてきぱきとした客捌きも上々。そばつゆにもう一工夫加えれば、トップクラスの老舗蕎麦屋と肩を並べることができるでしょう。
あと、つれあいの「並」と見比べると、並と大の価格差300円は大き過ぎるような気がします。
————————————-
もとのWEBサイトでこの記事を読む→そば処弁天の手打そば(山辺町)