大蔵村 黄金温泉 カルデラ温泉館
Source【メキシカンふらいやぁ】
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肘折温泉から帰る前に黄金温泉 カルデラ温泉館へ立ち寄りました。
温泉街から1~2kmほど離れた日帰り温泉施設です。
近くには同じ黄金温泉の金生館があります。
山間にあるためか、たくさんのイナゴやトンボが飛び回っていました。
施設の脇には歌碑があり、その近くにあるのは源泉でしょうか。
なんだか手作り感がある設備ですね。
営業時間は少々短めで、暗くなる前に終了のようです。
宿のチェックイン前か、チェックアウト後にゆっくりするのがよさそう。。
入館するとすっかりお馴染みになった検温器と、地元キャラクターのおおくらくんがお出迎え。
旅館の割引券を持っている人は、券売機で特別料金の券を買って利用できます。
内湯のほかに露天風呂もありますが、男女入れ替え制で開館間もなくは女性の時間帯。
まずは奥にある内湯へ向かいます。
廊下の途中にはコインロッカーがあるので、貴重品は預けてしまいましょう。
内湯の前にあるのが飲湯所。
カルデラ温泉館の売りである冷たい炭酸泉が頂けます。
酸性で二酸化炭素がたっぷり含まれている温泉法上の温泉。
軟水で飲みやすく、キリッと冷えた泡の細かい炭酸水といった感じ。
これは風呂上りの水分補給にも良さそうです。
脱衣所はシックな和風で落ち着いた雰囲気。
温泉棟が六角形なのでちょっと変則的な形です。
きれいで快適に使えましたし、ドライヤー等も完備しています。
貴重品入れもありましたが、鍵も無いし使えない状態かな。
壁には温泉成分表。
熱い黄金源泉と炭酸泉の2種類が掲示。
黄金温泉は肘折温泉と似た成分ですね。
炭酸泉ほどではありませんが二酸化炭素も豊富です。
温泉表示は黄金温泉の分のみ。
手湯、足湯は不要なんでしょうか。
塩素消毒は掃除時のみということで、入浴するお湯には不使用ですね。
木造の浴室は天井が高く、リラックス出来そうな落ち着いた良い雰囲気。
太い丸太の柱が素敵ですね。
洗い場は窓際に並び、水圧や温度調整は問題無し。
くの字型の湯舟は切り石のタイル造り。
大きさは十分で、かなりの混雑でなければ広々と使えます。
薄濁りの淡いグリーンに見えるお湯が湯舟に満ちていました。
注がれたお湯は縁から溢れていますが、周囲に溝があり洗い場までは広がりません。
約41℃と少しぬるめで焦げっぽい香りがし、肌にはスベスベ感があります。
鉄分も含まれていますが、肘折温泉のような金気臭や盛大な茶褐色の析出は無いようです。
マイルドな感じで肘折温泉の上がり湯に良さそうですね。
浴室の隅には炭酸泉の手湯&足湯。
大理石に腰掛けて利用します。
ただもう腰掛けから冷たい。
水温は恐らく10℃以下で、手足を浸ければ身を切るような感覚。
温泉で温まっているはずなのに体の芯まで冷えてきます。
結局1分も持たずに退散し、すぐに温かい湯舟へ直行しました。
そんなこんなで露天風呂が男湯の時間になりました。
せっかくなのでこちらにも突入です。
お湯もお湯使いも内湯と同じですね。
入口でサンダルに履き替えて露天風呂へ。
少し屋外を歩いた先にあり、大型のテントのような外観です。
内部は脱衣スペースと浴場がワンフロアになっています。
夏場は虫が多いのか蚊取り線香の香りが漂い、殺虫剤やハエ叩きも置いてありました。
幸いにも一気に気温が下がった日だったので、蚊もアブもおらず快適でした。
後ろに振り向けばすぐ湯舟。
屋根付きで日差し除けのすだれも完備。
石垣のような囲いもあってワイルドな雰囲気です。
これなら雨でも雪でも快適そうですが、解放感は少なめですね。
奥の湯口からジャバジャバと源泉がかけ流し。
湯温は内湯よりちょっと高めの42℃ほど。
吹く風も涼しく気持ちよかったです。
せっかくなので湯上りに肘折カルデラサイダーを頂きました。
爽やかな甘さと炭酸の刺激が湯上りの体に染みてきます。
ラベルも味わいがある絵柄でお土産にも良さそうです。
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