山形のグルメ

富神山に初登頂。そして往復路での歴史探訪。

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富神山に初登頂。そして往復路での歴史探訪。
Source【山形グルメ探検隊】
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今日は、初めて富神山に登ってきました!
天気もいいし、日差しは強いけどカラッとしてるから絶好の登山日和。
まぁ富神山は402mと千歳山よりも低いので、そんなに登山と言うほどでもないかもしれないけど、僕にとっては久しぶりの登山なのです♪

西山形地区まで行くわけですが、今日は時間もそんなに急ぐわけでもなかったので、思い切って自転車で向かうことにしてみました。
ご一緒する方々とは西公園で落ち合うことになっているので、そこまでの距離はだいたい6.8km。
昨日の日本選手権は10kmを27分で走ってたことを考えると、のんびり行っても45分あれば着くでしょう、という適当な感じで家を出ました。

勢至堂

南高のところから三日町、八日町を通過して、五日町へ。
勢至堂とよく言っているけど、実際は「得大勢至菩薩」様のお堂。
観世音菩薩と同じような菩薩様なんでしょうね。山形十三仏というのがいまだによくわからない。

馬頭堂とお地蔵さん

だいぶ西に進んで、西バイパスも通り過ぎ・・・
こちらは沼木の田中こんにゃくさんをちょっと通り過ぎたあたり。石碑が目につきました。
馬頭・・・ 何ていう字だろう? 「堂」でもないし、馬頭観音の何なのかがわからないな。
左手には延命地蔵尊。石のお地蔵さまが3体と、不思議な石。それに小さな仏像が祀ってありました。

分岐点

さっきの延命地蔵尊のすぐ西です。
道が分かれているところに、見過ごしてしまいそうな小さな石碑。

追分石

沼木の追分石だそうです。
石をよく見ると、左側には「左 ハ 山形」、右側には「右 ハ 上山・高湯」と書いてある。
なるほど、案内標識ですね。高湯っていうのは蔵王温泉のことなんでしょうね。

初めての富神山

話がいきなり飛んでしまいますが、いよいよ富神山です。
西公園にはだいたい30分で到着。日本選手権の1万mに負けました 笑

西公園で同行の皆様と集合。初めてお会いする方も多かったのですが皆さん気さくな方ばかりで、人見知りな僕としてはひと安心♪
今回は一番楽なルートだという西口から登ることになりました。

いざ。

いざ、出発!
連休だからか日ごろからかはわからないけど、歩いていると後ろから来る方、降りてきてすれ違う方の多いこと。実は人気スポットだったんですね。
親子連れで小さい子供も登っていくのには驚きました。

案内図

道の途中途中に案内板が設置してあります。
僕たちはこの案内でいう「新道口」から登ってきたんですね。
北口は距離が短い分、めっちゃキツイそうですよ。

から堀へ

案内板によると、この先には「から堀」があるらしい。
富神山には、直江兼続が山形城の様子を見るために陣を置いたと聞いているけれど、空堀があるっていうことはもともと山城があったっていうコト?
すみません、全然わからないんですよね・・・

空堀

ここがその空堀跡。
うーん、実際の現場では確かに空堀と思わせる光景が広がっていたんですが、この写真では何が何やら全くわかりませんよね・・・ ゴメンナサイ!

癒し

歩いていると、キツくなったときにも路傍にはこんな可憐な癒しの花が。
これなんだろう・・・ わからなくてGoogle先生に聞いてみたら、「アザレア」ってお答え。
でもどう見ても違うんじゃないかと思ってもう1回聞いてみたら、今度は「レンゲツツジ」っていうお答えをいただきました。これじゃないかな?

花にも力をいただいて、やっと頂上に到着!!!!

市内を一望

絶景!
これは凄いですね。苦労した登って来たかいがありました。
西蔵王は眼下の街がすぐ近くにあるので迫力あるんですが、こちらの眺めはそれこそ山形盆地全体をとてもよく見渡せますね。山形市のまちを本当に見事に一望できます。

山の神

ふり返ると、こんなお社というか祠がありました。
そしてその右手には山神様を祀る石碑も。後ろにある万年塔の由来を見ると、この祠は富神大明神、秋葉大明神を合祀しているのだそう。
明日はこの秋葉大明神のお祭りだそうで、別当という方が入念にお掃除してらっしゃいました。

山形城址

直江兼続が山形城の様子を見ようとしたものの、霞がかかっていて見えなかった、十日もここで山形城の様子を見ていたので十日見→富神となった、とか、富神山と山形城とは切っても切れない縁がありますが、ここから見る山形城址はこんな感じでした。
ちなみにこの写真も10倍ズームでーす♪

月山も美しい

月山もこんなにきれいに見えました。
ホントに今日が登山の日でよかったな~。風が気持ちいいし、最高でした。

頂上でお弁当開きをしていたら、職場の後輩ご夫婦が子供を連れて登ってきた!
まだ幼稚園って言ってたけど、ホント凄いな。えらいぞ~♪
元気いっぱいの可愛い子で、ちょっとだけおっさんの相手もしてくれました。いい子だ!

虫こぶ

帰りの下山途中で見つけたコレ。
なんとなく姫リンゴみたいにも見えるけど、実は「虫こぶ」っていうものなんだそうです。
新しい実に虫が卵を産んで寄生するとかで、「ほら、中から虫が出てきた」って言ってたけど、虫が苦手な僕はさりげなく後ずさりして避けてきた 笑

スマートIC

無事に下山して、西公園へと戻って解散したんだけど、僕はそこからまたひとりで自転車に乗って西山形を探検してみました。
西公園からまた富神山方面に戻っていくことになるんだけど、最初に通ったのが山形PAのスマートIC。
これができて、このゴールデンウイークも西公園の利用や山形への訪問客が増えたはず。

大ノ越古墳

さらに西へ。とかみ共生苑さんのお隣にある、大ノ越古墳に来てみました。
ここは何度も通り過ぎてるけど、来たことはなかったなー。
古墳の中には2つの石棺があって、たくさんの多様な副葬品が出土したことからかなりの権力を持っていた人の墓と考えられているらしい。凄いぞ、西山形。

おたすけ石

古墳から南下して小高い丘のようになっている集落へ。
そこで見つけたのがこの「おたすけ石」。一瞬、本町の「なかたち石」みたいなものか?と思ったんだけど、全然違った。
昔、暮らしに困った人が助けてほしいと懇願した際、ただ施しをするのでは良くないとの判断から、ここに川の大石を持ってくることで生活を助けることにし、あわせて治水にも役立てたというかつての功績を伝えています。

中丁のお地蔵さん

東へ、坂を下りながら進んでくると、こんな延命地蔵尊が祀られていました。
中丁の延命地蔵大菩薩さまです。隣にある縁起を読んでみると、もう200年以上の歴史があるお地蔵さまなんだとか。子供を守ってくれるとも伝えられているそうで、ずっとここで子供たちを見守ってくださっているんですね。

柏倉八幡神社

さらに東へと下ってくると、今度は立派な神社がありました。
柏倉八幡神社。木の鳥居が厳かで歴史を感じさせますね。

隣には湯殿山碑

その隣にあるのが湯殿山の石碑。
石碑の前にも数点、石碑というか何かしらの碑が建てられてますね。
こういう形状はあまり見たことがないんですが、どういう意味があるのか・・・
地元の郷土史研究会とかがあればぜひ教えを乞うてみたいですね。

街なかのお社

あとは西公園も通り過ぎて、また沼木のあたりに戻ってきました。
旧街道を通っていると、ちょっと道を外れた住宅地にぽつんとお社があるのを発見。
お稲荷さんですかね。お水が供えられていて、きっと地元の方がちゃんとお祀りされてるんでしょうね。よかったよかった。

山岳信仰碑

これも沼木街道沿い。
往路(箱根駅伝風 笑)では気づかなかったんですが、道路沿いにちょっとした門のようなものがあると思ったら、こんな石碑が祀られている場所がありました。
左は蔵王山。右は、たぶん湯殿山じゃないですかね~。
山岳信仰に基づく石碑ですね。蔵王山の石碑には、はっきりとは読めませんでしたけどおそらく「天保13年」と書いてあるんじゃないかと・・・ だとすると、もう180年も前の石碑です。

昔の街道沿いって、こういう歴史を感じさせるものが所々に残っていて楽しいですよね。
今度はどこを探検してみようかなー。
なんか最近、グルメ探検よりもこういう探検の方が多くなっていそうでまずいですね(^^;

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もとのWEBサイトでこの記事を読む→富神山に初登頂。そして往復路での歴史探訪。

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