らーめん一番のラーメン(長井市)
Source【外食ログ@山形】
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長井市で昼食。狙っていた複数の店は新型コロナのため臨時休業中。アレマ、困ったな。
で、未訪の店を探して市内をうろついたところ、新町にある「らーめん一番」の暖簾が下がっていたのでここと決めて初入店しました。古くて目立たない店です。
ラーメン大盛、700円。
初入店時の定番メニューを選びましたが、いやびっくり。これがうまいのなんの。
一言で言えば、今どき珍しくなった、かえしの醤油の味と香りで食べさせる中華そばの代表格です。
昨今は魚介だの動物だのダブルだのと、「取り過ぎた」ダシを強調して食べさせるラーメンが多いような気がしますが、いい醤油を使ってつくればスープはおのずとおいしくなるという見本のようなスープです。
スープづくりの思想としては、近間の店で例えれば、山形市富の中の「よしのや食堂(吉野屋食堂)」や、この3月に惜しまれて閉店した蔵王半郷の「才三郎そばや」に近似するものがあります。
和の風味の感じられるこの返しには、昆布が多用されているのかもしれません。
大盛りの麺は多分2玉を使っていて、食べ応えも十分。いい店というのはタクアンまでしっかりうまい。街場から離れている場所であっても店が続いている理由がわかりました。
リーズナブルな価格でいい中華そばにめぐり逢えたヨロコビ。これこそが食べ歩きの醍醐味と言えるでしょう。
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