TOSAKA鳥居ヶ丘店の純鶏中華そば(山形市)
Source【外食ログ@山形】
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去年11月、鳥居ヶ丘の「優勝軒鳥居ケ丘店」だったところにできた「TOSAKA鳥居ヶ丘店」を初訪問しました。松波の「自家製麺 鶏冠」の姉妹店です。
鶏白湯900円が旗艦メニューのようですが、大盛りにすると4桁になるラーメンは敬遠し、純鶏中華そばの大盛り、750+120円にしてみました。
ぐっとラーメン側に寄った鳥中華だねという印象。鶏ダシのコク深いスープが極めておいしい。コリコリとした親鳥チャーシューもグッド。けれども、なぜこのストレート麺線の中太麺を、これほど凝った極上スープに合わせようと考えたのか、不思議な気がします。山形の鳥中華なら中太縮れ麺にこだわるのが妥当なのではないのかな。麺量も決して多くなく、大盛りでもチョイ多めぐらいの印象でした。
いずれにしても、店の標準ラーメン1杯が900円というのは高いです。何を言う、このスープをつくるにはどれだけ多くの材料を使っているか、おまえは知らないだろう――店側からはそう言われるかもしれません。仰せのとおりよく知りません。しかし、当方が言いたいのは、これほど旨味を強調しなくても結構で、普通の鳥ガラスープで十分に満足できるから、せめて価格は庶民的なものであってほしいということなのです。
ラーメンに「高級」の概念を持ち込むこと自体が逆説であって、ベーシックメニューはせいぜい700円ぐらいで。そんなケチな客はお呼びでないって? そうであれば残念です。でも、どちらの考えが一般論であるかは、数年後にその店がどうなっているかで明らかになると思います。
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