青森県平川市 関の庄温泉(道の駅いかりがせき)
Source【メキシカンふらいやぁ】
————————————-
帰路の高速道路に入る前に関の庄温泉へ立ち寄りました。
こちらは道の駅いかりがせきに隣接している日帰り温泉施設です。
ただ微妙に離れており、車で向かう場合は一度公道を経由する必要があります。
営業時間も長く料金もお手軽で、運転の休憩にはちょうど良さそう。
碇ヶ関という関所の地ということで、近くには復元した関所もあります。
足湯もあるので「入浴までは・・・」という人も休憩しやすいですね。
入館してまずは券売機でチケットを購入。
色々と協賛割引サービスがあるようです。
サービス利用希望者は券売機ではなくフロントで直接支払い。
なお石鹸類は置いていないそうなので注意。
こちらが浴場の入り口。
土足を脱ぐのはこちらから。
貴重品入れがありますが、脱衣所の棚も鍵付きでした。
手前にあるのれんは貸切風呂への入り口。
利用時間は決められているようですが、間の30分に掃除でも入るんでしょうか。
きれいな状態で利用できそうです。
こちらが脱衣所。
きれいで広く、気持ちよく利用できます。
鍵付きの棚があるのも安心できますね。
温泉成分表とお湯使いの表示。
濃度的にギリギリ単純温泉ですね。
成分的には美肌の湯と言えそうです。
加温と塩素消毒の表記あり。
また休憩所には詳しいお湯使いの説明がありました。
源泉はかけ流し利用なうえ、温泉どころか洗い場の廃熱すら再利用。
なかなか配管レベルで解説がある温泉はありませんね。
個人的にこういう温泉を資源として無駄なく有効利用しようとする取り組みは感心します。
続いて浴室へ。
入口にあるサウナは感染防止のため残念ながら休止中。
浴場は真ん中に湯舟があり、それを挟む形で洗い場が並んでいます。
暗めの落ち着いた雰囲気ですが、天井も高く圧迫感はありません。
洗い場の数は十分にあり、水圧や温度調整も問題無しでした。
湯舟は青森県産のヒバ造りだそうで、十分な広さがあります。
仕切りで2つに分かれていますが湯温も特に差はありません。
奥側は出窓のようになっていて明るく解放感がありました。
お湯は無色透明で匂いも無くシンプルでさっぱり。
アルカリ性のためか、肌は少しスベッとした感じです。
湯温は43℃と少し熱めで、運転疲れのリフレッシュには良いですね。
ただじっくり浸かってしまうと逆に眠気が出そうなのでほどほどに。
湯上り後に館内を見学。
何やら碇ヶ関の温泉の歴史や、国内外の温泉事情の資料が盛りだくさん。
入浴の仕方などは分かりますが、火山性温泉と非火山性温泉の違いなど、随分とマニアックなことまで説明してありました。
観光向けの日帰り温泉かと思いきや、ハイレベルな展示に意表を突かれました。
せっかくなので道の駅でお土産等を調達。
残念ながらメインの観光センターは工事休業中でしたが、充実した産直もあったので助かりました。
青森りんごのジュースで水分補給。
濃縮還元ではなくストレートなのがいいですね。
————————————-
もとのWEBサイトでこの記事を読む→青森県平川市 関の庄温泉(道の駅いかりがせき)