尾花沢市 徳良湖温泉 花笠の湯
Source【メキシカンふらいやぁ】
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白鳥を見た後は対岸にある徳良湖温泉 花笠の湯へやってきました。
少し暖かくはなってきたものの、豪雪になった尾花沢の道路は雪の壁。
看板も何とか頭だけ出ていました。
駐車場の方は掘り返されていて問題無し。
今は冬季間で営業時間は短縮中です。
館内は明るく広々としています。
お土産物の売店のほか、マッサージや食堂も備えています。
有料休憩所へ向かう途中には手芸品の展示。
花笠音頭のミニチュアですね。
よく作ったものだと感心してしまいます。
券売機で入浴券を買って入場しますが、温パス利用時は現金支払い。
奥にある浴場へと向かいます。
男女の大浴場に加え貸切の家族風呂もありました。
脱衣所は十分な広さがあり棚の数も十分。
しっかりと掃除もなされています。
温泉成分表と温泉表示は浴場への入り口付近に掲示。
高い場所に掲示されているのでちと見づらい。
まずは内湯と露天風呂のもの。
2種類の源泉を混合して使用しているようです。
療養泉に該当する成分が薄いため、温泉法での温泉に該当しているようです。
とは言え家庭用の入浴剤に比べれば2倍ほどは濃いですが。
採水場所が湯口、源泉と供用場所での温度がイコールということで加温後の分析かな。
恐らく本来の源泉温度も25℃に達していなさそう。
そして水風呂も温泉使用。
どうやら2号源泉はだいぶ低温で薄めな源泉のようです。
ただ湯量は豊富なようで、こちらはかけ流しで利用しています。
水風呂なら燃料費も掛かりませんしね。
続いて浴室へ。
週替わりで男女の浴場は入れ替え制だとのこと。
シンプルですが天井は高く、開放感のあるきれいな浴室です。
洗い場は背中合わせに2列並び、数も十分にあります。
水圧や温度調整も問題無し。
そして肌触りや微かに漂う香りから、どうやら源泉を使っている様子。
2号源泉を使っているのかな?
窓際には横長の湯舟があります。
(2014年の写真)
お客さんの3分の1位がサウナに入っているので、湯舟の方は思ったより空いていました。
透明でうっすらとウグイス色に染まり、匂いもないサラッとしたお湯です。
ちょっと塩素臭はするかな。
湯温は約42℃と丁度いい塩梅でじっくりと浸かれます。
湯口から注がれたお湯が窓際の排水溝に溢れる構造ですが、満水には足りていない状態。
そんなわけで循環ろ過がうまくいっていないのか、お客さんのマナーの問題か、残念ながら少々お湯表面の汚れが気になるところでした。
続いて露天風呂へ。
周囲は塀で囲われています。
こちらは円形で、3~4人が入れるほどの広さ。
湯温は内湯と同じ42℃に調整されていました。
塩素臭は内湯より強めです。
湯口にはトルマリン石が埋め込まれ、電気石効果があるとのこと。
正直、入り心地は内湯と変わりなく感じます。
そしてこちらはサウナも完備。
やはり結構な人気のようです。
こちらとしては源泉かけ流しの水風呂の方が気になるところ。
冷たい水が洗い場に溢れ出ないよう、湯舟が排水溝で囲われています。
透明で、内湯と違い無色ですね。
さすがに冬場には冷たすぎる温度なので、手で触るだけでも体が冷えます。
サウナ後のお客さんも利用していないようでした。
夏場なら水風呂だけでも堪能できそうです。
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