米沢市 五色温泉オートキャンプ場
Source【メキシカンふらいやぁ】
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週末に休暇を組み合わせ、置賜地方の温泉巡りへ。
まず最初に向かったのは先日オープンした五色温泉オートキャンプ場です。
数年前に閉業した五色温泉宗川旅館(前回訪問記)の跡地に出来た施設です。
なんでも高畠町の会社が旅館のご主人から引き継いだのだとか。
来年の春にオープン予定のキャンプ場に先駆け、日帰り温泉は今月10日に始まりました。
米沢八湯の中では比較的道路状況も良くアクセスしやすい場所ですが、タイミングの悪いことに強い寒波が襲来。
今年最初の雪道をヒヤヒヤしながら登っていきました。
なんとか無事に到着。
こんな天気でもすでに温泉好きの先客たちが数組いました。
まずは受け付け。
以前の旅館から残っているレンガの建物が管理棟です。
ホームページから事前予約も出来ますが必須では無いようです。
料金は土日祝が高めの設定で、サウナは入浴に追加料金が必要です。
少々高い料金設定ですが、山奥の施設なので仕方なしか。
温泉棟は管理棟より手前にあります。
男湯と女湯が左右対称の構造で分かれています。
中央を進むと展望台になっていて、近隣の山々の景色が眺められます。
さすが標高800mは見晴らし良し。
冬場は殺風景ですが、夜には星空も眺められそうです。
寒いので浴室へ向かいます。
左側が男湯の入り口。
珍しいことに入場するにはカードキーを利用します。
リーダーに近づけるだけで認証完了です。
館内は全面木の板張りになっています。
塗装も無く、板の焼き印かスタンプまで生かすデザインです。
脱衣ロッカーは全て鍵付き。
少人数でないとちょっと窮屈かな。
エアコン暖房も効いていますが、さすがに寒波直撃では少し肌寒さも感じます。
ちゃんと洗面台もあり、ドライヤーも完備していました。
体重計やら冷水機まであり、日帰り入浴施設として抜かりはありません。
浴場入り口付近には温泉成分表も掲示。
以前の旅館時代とほぼ同じ成分で変わりありません。
続いて浴室へ。
こちらは天井は板張りですが、室内は細かい石の洗い出しになっています。
控えめの照明で日中でも薄暗く落ち着いた雰囲気。
換気扇がガンガン回っていますが湯気のおかげでモクモクしていました。
壁には洗い場が並んでおり、シャンプー類も完備。
温度調整や水圧は問題ありませんが、何人か一度に使うと圧が弱まってしまうようです。
一番奥には水風呂と外気浴室。
水温は10℃以下と身を切る冷たさですね。
いよいよ温泉へ。
内湯の湯舟が一つだけですが、これがなかなかの広さ。
湯舟の隅に排水の溝がありますが、湯量が豊富なため縁全体からあふれ出していました。
武骨なパイプからドバドバと気持ちよく注がれています。
お湯は無色透明ですがうっすらと金気臭あり。
さほど鉄分自体は多くないようですが、すでに湯舟の縁は赤茶けていました。
さらっとした肌触りで、湯温は約44℃とピリッとした熱さ。
冷えた体も良く温まりました。
窓の外には山々の風景。
紅葉の時期などは景色も良さそうです。
ちなみに入口付近にはサウナがあります。
5人程度が利用できそうな広さ。
特に鍵などは付いていませんが、サウナは別料金なので注意しましょう。
湯上り後にちょいと周囲を散策。
小屋の中にあるのは何やら祭壇の様子。
脇を見ると奥からチョロチョロと温泉が湧き出ています。
もしかしたら源泉なのかな。
よく見ればドーム状になっているのは元の旅館の洞窟風呂の跡のようです。
源泉に近い場所に湯舟があったんですね。
ここからはキャンプ場全体が見渡せます。
今は管理棟と温泉棟だけですが、今後キャンプ場に加え様々なアクティビティ施設も整備予定だとか。
本格オープンしたらまた来てみたいですね。
入湯料:【平日】1000円、【土日祝】1200円
受付時間:【4~10月】10:00~18:00、【11~3月】10:00~16:00(最終受付は各1時間前)
定休日:毎週水曜日
駐車場:有り
鍵つきロッカー:無料ロッカー
アメニティー:ボディーソープ、リンス、シャンプー、ドライヤー、体重計、冷水機
設備:内風呂、水風呂、サウナ(別料金)
加水:なし 加温:無し 循環ろ過:かけ流し 消毒:不明
その他:
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