お鷹の道を歩いて国分寺薬師堂へ。
Source【山形グルメ探検隊】
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高幡不動を堪能し、じゃあいよいよ行くかー･･･
なんて言いつつ。
国分寺公園なんていうところに来ちゃいました♪
最寄りのICから真っ直ぐ高速に乗ってもよかったんだけど、どうせなら下道で川口方面に向かい、大泉から高速でもいいか、って遊び心が起きちゃったんですねー。
となったときに、うちの奥さんが行きたかったところがあると。
それでこちらに立ち寄ってみたのでした！
公園の駐車場に車を停めて、気持ち良さそうな広場を南下して階段で坂を下り、まず目にしたのがこちらの清らかな水の流れ。
真姿の池湧水郡というところで、東京都の名勝地にも指定されてるんですね。
こちらではこの水を守ってホタルの住む環境を維持しているみたいでした。夏にホタルが飛んでいる様子を想像するととても雰囲気が良さそうですね。
奥さんが来たかったのがこれ。
お鷹の道です。
僕は全然知らなくって、お鷹って人の名前か？くらいに思ってたんですけど、実際はこのあたりが徳川家の鷹場だったことに由来するそうで、さっきの湧水郡から流れる川沿いの道を、いつしか「お鷹の道」と言うようになったんだとか。
それにしても、うちの奥さん、なんでこんなマニアックなところを知ってたんだろう？
まぁ、かつて東京に暮らしてたし、その頃から知ってたのかな？
清流に沿って整備された、お鷹の道。
水辺に花が咲いてたりして、景観を意識して整備されてることがわかりますね。
なんとなく七日町の御殿堰を思い出させる景色ですね。
山形の街なかではここと同じ雰囲気にはならないでしょうけど、お鷹の道にならって、歴史と文化を感じさせる名勝地にはできそうな気がしますね！
この区間はまた趣が変わって、自然を感じさせる整備の仕方になってますね。
よく学校にあるビオトープみたいな、ホタルの住む環境をちゃんと残そう、っていう意図が伝わってきます。
お鷹の道を通って、いよいよ国分寺の楼門にやって来ました。
国分寺市って、国分寺があったから国分寺市なんですよね？
当時はかなり大規模なお寺だったようです。その楼門もなかなか立派ですよね。
楼門の奥に見えていたのが、国分寺の本堂。立派な門には「武蔵國 國分寺」とあります。
国分寺は全国、それこそ日本の各国につくられましたが、その中でもこの武蔵国の国分寺は、僧寺と尼寺を合わせると全国でも最大の規模を誇っていたとのことです。
そりゃ国の名前にもなるわなぁ･･･
本堂の左手にあるのが、こちらの仁王門。
歴史を感じさせる佇まいですね。国分寺市の重要文化財に指定されているそうです。
仁王様ものぞいて見てきましたが、こちらも歴史を感じさせるものでした。
こちらが、仁王門の奥にある薬師堂。
こちらも市の重要文化財に指定されているそうですが、中に収められている薬師如来坐像は国の重要文化財になっているそうです。
中にはほかに日光、月光の両菩薩像や十二神将像が収められているそうで、毎年10月10日の御開帳の際に拝観することができるらしいですね。
薬師堂のさらに左手。
小さな小路を抜けていくと、お隣は八幡神社でした。
国分寺の敷地とは別なんだろうけど、となり合ってお寺と神社が建っているって珍しいですよね～。
八幡神社の参道横に並んで建っている、祓戸神社と榛名神社。
祓戸神社はちゃんと額がかけられているんだけど、榛名神社は何も名を知らせるものがなく、帰ってからネットで調べてようやく名前がわかりました。
神社の参道を下ってきたところにあったのが、この庚申塔。
庚申塔って、僕がこれまで見てきたものはいずれも文字だけが彫ってあるものだったけど、この庚申塔はちょっと違う。
何か神仏の姿が彫ってあるんだけど、これは何なんだろう･･･
そのお姿の詳細。こんなの今まで見たことないぞ!?
となりの案内板を見てみると、この仏さまは一面六臂（顔が1つで腕が6つ）の青面金剛像で、江戸時代の典型的な庚申信仰の石像なんだとか。
へぇ～、こんな仏様をお祀りしているんですね。初めて見ました！
さすがにもうそろそろ帰らないと･･･
ということで、また広場を通って駐車場へと戻りました。
それにしても、こんな公園があったら子供連れの方々は思いっきり遊べていいですね～。
意外に東京の方がこういう大規模な公園が身近にあっていいのかもね。
わざわざ国分寺に立ち寄ってみたけど、いろんな発見・気づきがあってよかったです♪
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